小さな設計事務所を営む笠原信明のもとに、ある日帝都ビル開発の北村裕香が尋ねて来て、大型プロジェクトのコンペへの参加を呼びかける。一方、帝都ビル開発では、裕香とプロジェクトの担当役員である澤木の動きに不審なものを感じている人物がいた。井上と次期社長候補の木場である。
  ライバルである澤木の失脚を狙う木場は、井上に二人の動向を探らせることにした。そして裕香と澤木が密会していること、裕香が笠原設計の動向を探っていることが分かり確信を深めた二人は、信明に近づき裕香の動きを報告させるように働きかける。
  思わぬ展開に巻き込まれていく信明。だが実はそれが信明の過去と関係していることが明らかになっていく。
  そして裕香の行動の動機は…